【スターバックスの経営戦略から学べるコト】
今日はスターバックスの経営戦略から
学べるコトが沢山あるので学んでいきましょう!
スターバックスは1971年に創業した企業です
皆さんの想像以上に後発企業なのです
当時は既に沢山のコーヒーチェーン店があったのにも関わらず
高い価格帯で老若男女から大人気の店になっています
スタバの経営戦略は
『差別化に基づく徹底的なマーケティング』
▪「商品」ではなく「体験」の提供
スターバックスが出来るまでのカフェは
[コーヒーを飲む場所]というイメージが一般的でした
しかし、スターバックスでは
[居心地の良さを体験できる場所]として始まったのです
居心地の良さを追求し
内装をお洒落にしてソファを設置したり
その結果、[サードプレイス]と言われるまでになりました
[サードプレイス]とは
自宅や職場ではなく、自分らしく過ごすことが出来る
第3の居場所の事です
今では当たり前になってしまっていますが
無料WiFiの導入&コンセントの導入は
スターバックスがいち早く導入しました
▪スタバらしさを追求して安売りは決してしない
スタバではセットメニューやクーポン券の配布はありません
[スタバは高価で高級感がある]
というブランディングを維持してきました
リーマンショック後の景気が不調な時に
セットメニューの販売やクーポン券の配布の提案の声も
あったそうです。
これらの施策をすれば
不景気の時代に一時的な売上上昇は
確実に見込めたのにもかかわらず
スタバは安売りをすることはありませんでした
▪企業名を出さない「デ・ブランディング戦略」
スタバ常連客ならご存じかもしれないですが
スタバのロゴには[スターバックス]という
ブランド名が入っておらず
人魚のイラストのみが描かれています
よくよく考えてみたら[ブランド名を出さない]というのは
かなり機会損失ではないか?と思います
ですが、ブランド名を出すと無意識のうちに営業っぽさが出て
かえって逆効果になることもあるのです
それに加えて、ブランド名が無いロゴは
無意識のうちに馴染みやすい上に
町中に自然に溶け込むことが出来ます
その結果、[ブランド名を出さない]という
高度な経営戦略が、大成功をもたらしたのです
▪テレビCMや広告は使わない
普通なら、
テレビCMや広告を用いた方が認知が獲得できるし
莫大な集客につなげることが出来る!!
と思いますよね。
ですがスタバの戦略は違います
スタバの差別化の一環として
顧客と双方的なコミュニケーションを徹底した
経営戦略を実践しているのです
テレビCMや広告はどうしても情報が
一歩通行になりやすく
顧客の本当の感想がわかりにくいのです
そこでスタバはSNSを用いた双方のコミュニケーションを
徹底することで効率的な集客・ファン化を実現させた
その結果、メインターゲットとなる若者から
絶大な支持を得ることに成功しています。
【スタバの経営戦略から学べるコト】
上記に紹介した戦略以外の戦略も数多くあるのですが
これらの戦略から学べるコトは沢山あります
・常識にとらわれない
「カフェ」=「コーヒーを飲む場所」
という常識を破壊することによって
成功を収めたのがスターバックスです
私達が日常生活で常識だと思っている何かに
大きなチャンスが落ちているかもしれないのです!
常日頃から常識にとらわれないように意識することで
思考力・発想力が鍛えられます
・考えを曲げない
スタバは利益のために、値下げする事なく
セットメニューやクーポン配布も
やる事は無かった
それが功を奏して
[高価で高級感のあるイメージ]
を守り続けることが出来たのだ
今の時代は変化が激しく柔軟な思考力が必要とされている
そんな時代だからこそ逆に
[考えを曲げない]と言う経営戦略は
それだけでブランディングが確立する
・外見よりも中身を大事に!
お客さんとのコミュニケーションの徹底や
従業員の教育など
一見、利益に繋がるとは思えないコトに
時間とお金を使い
スターバックスは成功を収めた
最近出回っているサービスや商品は
上っ面ばかり良くて、中身がおざなりになっている
ケースが多い
こんな時代だからこそ
サービスや商品の外見よりも
中身を重視する必要があるのだ
いやぁ~~スタバは凄いですね!!
僕は週に3.4回スタバに行くので
「値下げしてほしい!」と思っていたのですが
スタバの戦略的に不可能でしたね!!笑